眠らずに本を最後まで読むためにはどうすればいいんだろう?
自分自身の成長のために、書店で自己啓発本やビジネス本を購入したけど、いざ読み始めると数ページで眠ってしまうあなた
本記事では、本を開いてすぐに眠たくなって読書を続けることができていない人に向けて、本を読むと眠ってしまう理由と眠らずに本を読み進めるための方法をわかりやすく解説していきます。
この方法によって、今では眠たくなることもなく多い時には月に30冊の読書を楽しめるようになりました。
この記事でわかること
・読書で自分の価値を上げることができるワケ
・本を読むと眠くなってしまう3つの理由
・眠らずに本を読み進めるための3つの方法
Contents
1ヶ月に3冊の本を読めば7人に1人の存在になれる
周りの人に負けないようにと、仕事が終わってから書店に立ち寄っては自己啓発本を買ってみるのはいいのですが、結局読み切ることなく部屋の隅に平積みされていませんか?
実はあなたがそうなってしまうように、周りの人も同じ状況になっているのが現実です。
文化庁の世論調査では、1ヶ月に本を読まないと回答したのは47%、1〜2冊読んでいるのが38%という結果が出てています。
この調査結果を見て安心するのではなく1ヶ月に3冊以上読むことを目標としましょう。
なぜなら、1ヶ月に3冊以上読んでいる人はたったの15%の人ですので、1ヶ月で3冊以上の本を読むことができれば、それだけであなたは7人に1人の価値ある人間になれます。
7冊以上読めれば15人に1人の価値です。
本を読むと眠たくなる理由3つ
では、本を読むとなぜ眠たくなるのでしょうか?
「脳が疲れているから」とか「読書は単純作業だから」などと説明を見かけますが、最大の理由は読書が子守唄になっているからです。
本を読むと眠たくなってしまう主な理由は次の3つがあげられます。
本を読むと眠たくなる主な理由3つ
✔️読書が子守唄になっている
✔️内容に興味がない
✔️️読書する環境と読む姿勢が間違っている
「読書が子守唄」になっているから眠たくなる
あなたが一番読書をする時間帯はいつでしょうか?
1日の中でより長く時間が取れる就寝前の時間帯ではないでしょうか。
就寝前に読書をしようと本を開いて、いつもそのまま眠りに落ちてしまうという人は、永遠にその本を読破することはできません。
万が一できたとしても数ヶ月先になります。
なぜなら、人間は習慣になっていることを簡単に変えることができないからです。
「ベッドに横になって→本を開いて→寝る」
このパターンが習慣化していると、本を開いた瞬間にあなたの脳が『寝る前のサイン』だと思い寝る準備に入ります。
あなたの脳には「本を開く」という子守唄が聞こえたら「寝る」というルールが染み付いてしまっているのです。
日中のそれほど眠たくない時であったとしても、本を開いた瞬間に眠くなってきてしまうのはそのためです。
内容に興味がないから眠たくなる
あなたが読もうとしている本は、あなたが興味ある内容の本でしょうか。
知識の幅を広げたくてとりあえず周りにすすめられた本や、書店のランキングなどで上位にあった本を無意識に選んでいませんか?
退屈な時間であればあるほど脳が働かなくなり眠たくなっていきます。
そもそも本を開くと寝てしまう人に興味のない本は絶対に読み続けることはできませんので、内容に興味がない本を選ぶのは避けましょう。
読書する環境と読む姿勢が間違っているから眠たくなる
読書する環境と読む姿勢って実はすごい大事です。
「ベッドの上で、横になって読む」
「ソファーで、のけぞったように座りながら読む」
環境や姿勢が悪いと、体も脳も疲れてしまいその結果眠気が襲ってきます。
それだけではなく、肩こりや視力低下、頭痛、腰痛などの原因になり、結局本も読むことができないという最悪の結果になってしまうのです。
読書の時に眠くならないための効果的な方法3つ
少しおさらいです。
眠たくなる理由は次の3つでした。
✔️読書が子守唄になっている
✔️内容に興味がない
✔️️読書する環境と読む姿勢が間違っている
読書の時に眠らずに本を読むには、この眠たくなる3つの理由を避けることが効果的なんです。
そのために、これからは次の3つを意識して読書に臨みましょう。
眠らずに読書を続ける方法
✔️読むことの抵抗をなくす
✔️️読書の時間・場所・姿勢を変える
読む本を変える
まず、読む本を変えましょう。
どのような本にするかというと、マンガ版の本を選んでください。
8割以上がマンガになっている本で例えばこういったもの。
文字ばかりの本は眠たくなるけど、マンガであれば大抵の人は最後まで読み切ることができます。
最低3冊は読んでください。
マンガ版が抵抗なく読み切れるようになれば、次はマンガと文字が半分ほど混ざっている本に挑戦しましょう。
例えばこちら。
半分ほど文字が混ざってる本を読むときは、次の「読むことの抵抗をなくす」の方法で読み進めていきます。
読むことの抵抗をなくす
今のあなたの脳は「本を開く=寝る」と理解している状態です。
これを「本を開く=本を読む」に変えていきましょう。
いきなり脳をこの思考に変えることは不可能ですので徐々に変えていくしかありません。
まず、1分間だけ本を読んでみましょう。
1分間に読めるのは平均400から600文字ほどなので、1ページ読めないくらいでしょうか。
スマホのストップウォッチ機能を使って1分間はかります。
そして、1分間読んだら3分間休憩をしてください。
これを合計3回繰り返し、次に読む時間を伸ばしながら読み進めていきます。
本を読む抵抗の無くし方
step
11分間読む→3分間休憩
step
23分間読む→3分間休憩
step
35分間読む→3分間休憩
この方法の大事なところは、
・必ず休憩を挟むこと
・5分間以上は時間を伸ばさないこと
・途中で眠たくなったらそれ以上時間を伸ばさないこと
例えば3分間読んでいるときに眠たくなったら次は無理して5分間に伸ばすのではなく、慣れるまでは3分間の読書を繰り返します。
この方法によって、読書を習慣化させ「本を開く=本を読む」に脳の思考を変えていくことができます。
読書の時間・場所・姿勢を変える
脳が覚えてしまっているのは「本を開く=寝る」だけではありません。
例えば「夜寝る前=寝る」や「ソファー=寝る」、「寝そべる=寝る」など、その時間帯や場所、姿勢についても「寝る」のサインの1つだと認識しています。
したがって、いつも読書するときの時間や場所そして読書をするときの姿勢を変える必要があります。
夜にソファーに寝そべって読書をしていた人なら「時間は夜→朝」、「場所はソファー→ダイニング」、「姿勢は寝そべる→背筋を伸ばす」に変えます。
姿勢は出来るだけ椅子に座って正しい姿勢で読むようにしましょう。
正しい姿勢とは「耳、肩、腰、骨盤」が一直線になるように姿勢です。
骨盤サポートチェアを使うとラクに正しい姿勢で座ることができます。
外出先であっても読書をする時は、ソファーや座敷などには座らずに膝を90度に曲げて座ることができる椅子のある場所を選ぶようにしましょう。
まとめ|読書で自分の価値を上げよう!
最後にもう一度確認しておきましょう。
本を読むと眠たくなる主な理由は次の3つでした。
本を読むと眠たくなる主な理由3つ
✔️内容に興味がない … 退屈だと脳が働かない
✔️️読書する環境と読む姿勢が間違っている … 体も脳も疲れてしまう
そして、眠らずに読書を続ける効果的な方法は次の3つです。
眠らずに読書を続ける方法
✔️読むことの抵抗をなくす … 1分間だけ本を読むことから始める
✔️️読書の時間・場所・姿勢を変える … 「夜→朝」、「ソファー→ダイニング」、「寝そべる→背筋を伸ばす」
「本を読む=楽しい」に脳の思考を変えることができれば月に30冊の本を読むことができます。
本を読めるようになると、あなたの価値は周りの人と比べて何倍にもなるでしょう。
おすすめの本やグッズも利用しながら、ぜひ試してみてください。