審査に合格するためのポイントがあれば教えてください。
もし審査に落ちてしまったときにどう対処すれば良いかも知りたいです。
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- Googleアドセンスの審査を受けるための事前準備
- Googleアドセンスの審査基準を徹底解説
- Googleアドセンスの規約に違反していないのに落ちてしまったときの対処法
- Googleアドセンス審査11の事前チェックリスト
本記事の信頼性
この記事を書いている僕はGoogleアドセンスについて調べまくり、ブログを立ち上げて3記事でGoogleアドセンスに合格することができました。
Googleアドセンス審査の合格要件については明言されていませんが、ヒントはたくさん公表されています。
本記事では、僕が審査に合格したときの状況もおりまぜながらGoogleアドセンス審査のポイントについてわかりやすく解説していきます。
この記事を読んでくれたあなたがGoogleアドセンスの審査に1発で合格するようになることを目指して書いていますので、ぜひじっくりと読んでみてください。
Googleアドセンスの審査自体は何度でも受けることができますが、ただやみくもに申請をするのではなく、しっかりとポイントを押さえた上で審査を受けるようにしましょう。
本記事を参考にすると、Googleアドセンスの審査に合格する可能性をグッと上げることができてブログの収益化への一歩を踏み出せますよ。
新型コロナウィルスの審査への影響
現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染予防対策が Google サポート スペシャリストに適用されているため、一部のサポート オプションがご利用いただけない場合や、ご対応までに時間がかかる場合がございます。ご不便をおかけして誠に申し訳ございませんが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。このメッセージは今後の状況に応じて更新されます。
現時点で審査がストップしているというアナウンスはありませんが、審査に時間がかかる場合があるとのことなので、これから審査の申し込みをする場合は1度の審査で合格できるよう本記事のチェックポイントをクリアした状態で申請されることをおすすめします。
Contents
Googleアドセンスとは?
ブログを収益化する方法の1つがGoogleアドセンスですね。
あなたの運営するブログに広告を掲載し、読者が広告をクリックすることであなたに収益が発生します。
登場人物は以下のとおり。
- 広告主
- 読者
- ブログ運営者
アドセンスはブログさえあれば誰でも申請できるので、広告主が安心して広告を出せるようGoogleが厳正な審査をして一定基準以下のブログをふるいにかけているということですね。
続いてGoogleアドセンスの審査を受けるために必要な事前準備についてお話しします。
Googleアドセンスの審査を受けるための事前準備
Googleアドセンスの審査申し込みをするために必要な事前準備は以下の2つ。
- Google アカウント
- ブログのURL
Googleアカウントの準備
Googleアカウントを持っていない人は作ってしまいましょう。
ブログURLの準備
まだブログを持っていない人は作っておきましょう。
無料ブログはアカウントを消されるリスクなどがあって資産化には不向きなのでWordPressでのブログ作成がおすすめです。
WordPressブログの始め方
- レンタルサーバーを契約する
- 独自ドメインを取得する
- WordPressをインストールする
下記の記事で詳しく説明しているので参考にしてください。
-
WordPress(ワードプレス)ブログの始め方を50枚の画像を使ってわかりやすく解説!【初心者でも簡単】
Googleアドセンスの審査基準を徹底解説
Googleアドセンスの審査基準は公開されています。
Google がお客様のサイト全体を確認して、AdSense プログラム ポリシーに準拠しているかチェックします。
上記のとおりでして、アドセンスの審査ではGoogleがあなたのサイトをAdSenseプログラムポリシーに違反していないかをチェックしています。
Googleアドセンスの審査基準【AdSenseプログラムポリシー】
AdSenseプログラムポリシーは審査の基準だけではなく、合格した後にサイト運営者が守るべきルールについても書かれているのでどれが審査の基準なのかがとてもわかりにくくなっています。
アドセンス審査に関する基準を抜き出したのでひとつずつ確認していきましょう。
許可されないコンテンツ
以下のコンテンツは避けましょう。
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害
- 絶滅危惧種
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- 国際結婚の斡旋
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ
不正なコンテンツ
以下のコンテンツも避けましょう。
- 偽のメッセージ
- 予期しないクリックを誘発する領域
- 誤解を招くサイトの動作
- ブラウザ履歴の操作
- ソーシャル エンジニアリング(フィッシングや偽のサイト)
- 自動リダイレクト
- マウスポインタ
- 不正なソフトウェアや不要なソフトウェア
トラフィック ソース
特定のソースからのトラフィックが発生しているページには、Google 広告を表示できません。
具体的には以下が禁止されています。
- 有償クリック、有料誘導、自動誘導、クリック交換プログラムなど、クリックやインプレッションを生み出す第三者のサービスを使用すること。
- 不特定多数のユーザーに迷惑メールを送信したり、第三者のウェブサイトに迷惑な広告を掲載したりして販売の促進を図ること。
- ツールバーなどのソフトウェア アプリケーションで行われる操作によって、Google 広告、検索ボックス、検索結果を表示させること。
- ポップアップを表示したり、求められていないウェブサイトにユーザーをリダイレクトしたり、ブラウザ設定を変更したり、サイトの操作を妨げたりするソフトウェアを使ってサイトを読み込むこと。
サイトの動作
Google 広告を表示するサイトは、ユーザーが簡単に閲覧できるものでなければなりません。
具体的には以下が禁止されています。
- ユーザーの設定の変更
- 求められていないウェブサイトへのユーザーのリダイレクト
- ダウンロードの開始
- 不正なソフトウェアの組み込み
- ユーザーの操作を妨げるポップアップやポップアンダーの表示
技術要件
Google 広告が表示されるサイトは、ユーザーが快適に閲覧できるよう、サイトの技術仕様が定められています。
ここはWordPressでブログを作っている人は特に気にする必要ありません。
内容を詳しく知りたい人はこちら。
ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン
ガイドラインのうち、特に重要な項目は以下のとおりです。
- サイトでは付加価値を提供するようにしてください。実質的に内容が重複している複数のページ、サブドメイン、ドメインを作成しないでください。
- ユーザーが真っ先にサイト運営者様のサイトにアクセスしたくなるような、関連性の高い独自のコンテンツを提供してください。
- 検索エンジン向けに作成された誘導ページや、オリジナルのコンテンツがほとんどないアフィリエイト プログラムのようなテンプレートを使用しないでください。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーに以下の情報を明記するようにしましょう。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
Googleアドセンスの審査基準【違反していなければ合格できる】
ここまでGoogleアドセンスの審査基準について解説してきました。
基本的にはこのAdSenseプログラムポリシーに違反していなければ合格できます。
あなたのブログがAdSenseプログラムポリシーに違反していないことのチェックが終わったら自信を持ってアドセンスの審査を申し込みましょう。
違反していないのに審査に落ちてしまったという人はGoogleアドセンスの規約に違反していないのに審査に落ちてしまったときの対処法をチェックしてみてください。
Googleアドセンスの審査を受ける手順
アドセンスの審査を受ける手順についてご紹介します。
ステップ①:AdSenseアカウントを作成する
ステップ②:お客様情報を入力する
ステップ③:電話番号の認証をする
ステップ④:ブログとアドセンスを紐付ける
ステップ⑤:審査結果を待つ
ステップ①:AdSenseアカウントを作成する
まずはGoogleアドセンスのアカウントを作成します。
上記ページにアクセスして、ブログのURLとメールアドレスを入力してアカウントを作成しましょう。
ステップ②:お客様情報を入力する
報酬を受け取るために氏名と住所の登録が必要です。
審査に合格して報酬が一定額を超えるとGoogleからアカウント確認のPINが郵送で送られてきますので正確に入力しましょう
ステップ③:電話番号の認証をする
電話番号を入力して「6桁の確認コード」を取得したら電話番号の認証をします。
090-1234-5678の場合、”+81”を選択して先頭の0を抜いた"9012345678"を入力します
ステップ④:ブログとアドセンスを紐付ける
Googleアドセンスアカウントで発行したコードをあなたのブログ(WordPress)に貼り付けることでブログの審査が開始されます。
アドセンスアカウントで表示されているAdSenseコードをコピーしましょう。
WordPressを開いて、[外観]>[テーマエディター]>[テーマヘッダー]をクリックします。
<head>タグと</head>タグの間にコピーしたコードを貼り付けましょう。
コードの貼り付けが完了したらアドセンスアカウントページに戻って「サイトにコードを貼り付けました」にチェックを入れます。
「コードが見つかりました」と表示されればOKです。
ステップ⑤:審査結果を待つ
あとは審査結果のメールを待つだけです。
通常、審査は数日で終了しますが、2 週間ほどかかる場合もあります。
Googleアドセンスの規約に違反していないのに審査に落ちてしまったときの対処法
ここからはアドセンスの審査に落ちてしまったときの対処法について解説していきます。
アドセンスの審査に落ちてしまったときに何が基準を満たしていなかったのか具体的には教えてもらうことができません。
そこでヒントになるのが「Google が掲げる 10 の事実」です。
Google が掲げる 10 の事実
Google がこの「10 の事実」を策定したのは、会社設立から数年後のことでした。Google は随時このリストを見直し、事実に変わりがないかどうかを確認しています。Google は、これらが事実であることを願い、常にこのとおりであるよう努めています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。(以下省略)
上記のとおり、Googleはユーザーを常に第一に考えているので、「AdSenseプログラムポリシーは違反していないのに、、、」という人は以下の7つの項目を読者の視点に立ってチェックしていきましょう。
- サイトジャンルを絞る
- サイトデザインを見やすくする
- 記事数を増やす
- 適切な文字数と適切なタイトルにする
- アフィリエイトリンクを外す
- 運営者情報を掲載する
- お問い合わせフォームを設置する
その①:サイトジャンルを絞る
ブログで扱うジャンルはできるだけ絞るようにしましょう。
例えば、旅行の情報を求めている読者に対して「旅行ブログ」は価値のあるブログになりますが「旅行×グルメ×転職×副業ブログ」だとその価値が減少してしまいます。
扱うジャンルはできれば3ジャンルまでに抑えましょう。
また、複数ジャンルを扱う場合は、ブログを見たときにどんなジャンルに関するブログなのかをわかるようにしましょう。
その②:サイトデザインを見やすくする
サイトのデザインやページ構造も大切です。
ナビゲーションバーを設置したり読みやすい文字のサイズ、画像の大きさ、空間の使い方など読者にストレスのないデザインにしましょう。
簡単にデザインを整えたい人には有料テーマを使うことをおすすめします。
デザインがおすすめのテーマ
また、以下のユーザーの利便性に関するガイドラインも参考にしてみましょう。
その③:記事数を増やす
記事数は最低3記事、できれば10記事ほど投稿しておきましょう。
少なすぎると読者に十分な価値を提供するブログとは判断されません。
またジャンルをカテゴリー分けしている場合は、各カテゴリーごとに3記事以上あるのが望ましいですね。
その④:適切な文字数と適切なタイトルにする
文字数には何文字以上にしなければいけないといった基準はありません。
それは記事の内容によっては1000文字で良い記事もあれば5000文字が良い記事もあるからですね。
ただ、文字数が1000文字程度しかない記事は、コンテンツとして内容が不足している場合が多いのでもう少し内容を充実させてみましょう。3000文字程度あると安心です。
また、タイトルと記事の内容が矛盾している場合もNGなのでその場合はタイトルの見直しをしましょう。
参考までにアドセンスの審査を受けるときに僕が投稿していた3つの記事とそれぞれの文字数を載せておきます。
1記事目:会社を辞めたい|うつ病になる前に仕事から逃げ出すための3つの準備(約3400文字)
2記事目:PC|MacBook Air 13インチ おすすめトラックパッド保護フィルム(約2800文字)
3記事目:PC|MacBook Air 13インチ おすすめキーボードカバー(約3200文字)
※途中でテーマを変更した時にデザインが崩れたため修正しましたがリライトはしていません
その⑤:アフィリエイトリンクを外す
Google では、アフィリエイトのためだけのウェブサイトや「内容の薄い」アフィリエイト サイトはウェブユーザーに付加価値を提供していないと考えています。
だからと言って、アフィリエイトリンクが絶対にダメというわけではありません。
実際、僕の記事もアフィリエイトリンクを貼った状態で審査に通っています。
ただ、少しでも早くアドセンスに合格したいという人は念のためアフィリエイト記事での申請は辞めておきましょう。
その⑥:運営者情報を掲載する
運営者情報を掲載しましょう。
運営者情報を載せることでそのブログをどんな人が運営しているのかがわかりブログの透明性や信頼性などにつながります。
運営者情報
- 名前(またはニックネーム)
- 写真(またはアイコン)
- プロフィール など
その⑦:お問い合わせフォームを設置する
読者との連絡手段となるお問い合わせフォームを設置しましょう。
誤った情報を掲載してしまったときに外部から連絡をもらうことができればブログの価値を高めることができ信頼性の担保にもつながります。
WordPressであれば、「Contact Form 7」というプラグインでこのような問い合わせフォームを簡単に設置することができます。
Googleアドセンス審査11の事前チェックリスト
最後にGoogleアドセンス審査に申し込む前に最低限確認しておくべき11のチェックリストをご紹介します。
- 使用している画像はオリジナルまたは著作権フリーである
- プライバシーポリシーを設置している
- 内容が同じような記事ばかりではない
- 記事はオリジナル性がある(引用や商品情報ばかりではない)
- サイトで扱っているジャンルは3つ以下である
- サイトデザインが整っている
- 記事数が1カテゴリあたり3記事以上ある
- タイトルと内容が一致していて文字数が3000文字程度ある
- アフィリエイトリンクは貼っていない
- 運営者情報を掲載している
- お問い合わせフォームを設置している
Googleアドセンスの審査に合格してブログを収益化しよう
いかがでしたでしょうか。
Googleアドセンスの審査は年々ハードルが上がっていますが、しっかりと要点を押さえればそれほど難しいものではありません。
本記事を参考にしてアドセンスの審査に合格してください!
では頑張ってブログの収益化を目指しましょう!
今回は以上です。